機能

目次

■機能比較
■ActiveData For Excelメニュー構成
分析コマンド
ワークシートコマンド
ワークブックコマンド
■主な機能
■動作環境・システム概要

機能比較

ActiveData For Excelは、他のソフトと比較して廉価でありながらほぼ同様の機能を兼ね備えています。

主要機能 ActiveData
For Excel
ACL IDEA

・追加/統合
・計算フィールド/関数
・集約
・重複チェック
・抽出/フィルター
・上位/下位アイテム
・統計

・監査ログ
・クロス集計
・デジタル分析
  (ベンフォード分析)
・階層化
・年齢調べ
・ギャップ分析
・サンプリング
・スクリプト化

インデックス/ソート (※1)
回帰分析 (※2)
エクスポート (※2)
既存のExcelスプレッドシート内での
データ操作およびデータマイニング
分析可能データ数 100万(※3) 制限なし 制限なし
取り込めるデータ形式 Excelで扱える形式のみ(※4) 多種 多種
ソースデータの整合性維持 可能(※5) 可能 可能

※1:Excelの標準機能を改良しており、列の最上部でダブルクリックすることによりソートが可能です。
※2:Excelの標準機能です。
※3:Excelが処理できる最大レコード数は約100万です。これはほとんどの組織にとっては十分な量です。
※4:利用可能なデータ形式は少ないと言えます。しかし、もしレコード数が問題になっているのであれば、一旦Accessなどでレコード数を減らすことができます。また、ほとんどのデータベース・ソフトには、データをExcelで扱える形式(CSV等を含む)でエクスポートする機能があります。
※5:ActiveData For Excelではスプレッドシート上のデータを加工できます。しかしながら、ActiveData For Excelでの処理結果は別のシートに出力することが可能ですので、元データの破損を防ぐことができます。

メニュー構成

分析コマンド

■集約/ピボット
■上位/下位アイテム
■重複チェック
■年齢調べ
■階層化
■ギャップ
■統計値
■デジタル分析
■サンプリング

ワークシートコマンド

■シートの結合
■シートの比較
■シートの分割
・グループ単位に分割
・日付単位に分割
■シートクエリ
・数式により抽出
・指定値により抽出
・参照セルにより抽出
■ワークシート
・シートの併合
・シートの複製
・可視セルの複製
・ソートして新シートへ出力
・シートの整形
■タグ
・タグを追加
・タグをクリア
・タグを反転
・タグ付き行をコピー
・タグ付き行を移動
・タグ付き行を削除
・タグ付き行を選択
・タグ付き行の結合
・タグを検索

■行
・行の複製
・空白行の追加
・空白行の削除
・行ビュー
■列
・数式列を追加
・列の分割
・列の結合
・列の操作
・空白列の削除
・列の複製
・空白列の追加
・列番号の追加
・列の属性
■セル
・選択セルを変換
・入力値生成
・行列の入替え移動
・セルの属性

ワークブックコマンド

■ワークブックを開く
■グローバル検索/置換
■シートとブックのインデックス作成
・シートインデックスの作成
・ワークブックインデックスの作成
・ワークブックインデックスを開く
■ナビゲーター
・ワークブックナビゲーター
・ワークシートナビゲーター
・選択ナビゲーター
・ワークブック履歴
・ショートカット
■インポート
・ファイルとフォルダの一覧
・ODBCテーブル
■その他
・変更前に戻す
・監査証跡(初期設定では非表示)
・ActiveDataサンプルワークブックを開く

主な機能

データ監査で用いる各種の分析技術を、Microsoft Excel上のメニュー画面からわずかな手順で実行できるように組み込んだアドインソフトがActiveData For Excelです。
Excelを操作するのと同じ感覚で、監査のためのデータ分析を簡単に行うことができ、不正検査や財務諸表監査を効率的に実施することが可能となります。
主な機能は下記のとおりです。

 

項目に含まれている内容が数値や日付であるにもかかわらずテキストデータとして格納されている場合には、それらを適切な値形式に変換する必要があります。
また、不要なスペースが混入している場合も分析に支障をきたします。セルの変換コマンドを用いれば、こうしたデータ分析の事前処理が容易にできます。

分析データの特定の項目の値を用いて、データを集約することができます。2つの軸で集約してピボット分析も可能です。作成されたピボットテーブルは、Excelの機能を用いてピボットグラフにすぐに変換することができます。

シートクエリに3つの抽出コマンドが容易されています。
「数式により抽出」では、項目、論理式、数式及び関数を用いて複雑な抽出条件を設定できます。
「指定値により抽出」では、項目の選択と簡易な条件入力で複数の条件を少ない手順で設定できます。
「選択セルにより抽出」では、限定された抽出条件を選ぶだけで抽出が可能です。

小切手番号、伝票番号、受注番号、請求番号などの連番管理されたデータの欠番を発見することができます。
増分の値が1以外のデータでも、自動判別して欠番を発見してくれます。

デジタル分析では、ベンフォードの法則を用いた分析や、丸い数字や同一数字が連続する値の抽出が可能です。大量のデータに含まれる0~9までの数字の出現率が一定の値に収束することをベンフォードの法則と言います。
人為的に生成された数値が大量に混入しているデータを分析すると、異常な出現率が検出されます。

一つの列の項目の中に複数の要素が含まれている場合には、そのままではその項目を分析に用いることが困難です。このコマンドでは、一つの項目に含まれる内容を様々な基準を用いて複数の列に分割することができます。

分析対象データを、指定した数値の範囲(階層)ごとに集計し、度数分布表とヒストグラムを作成することができます。
また、階層ごとに統計値が算出されますので、階層内のデータの特徴や傾向を把握することができます。

売上の2重計上や仕入れ先への2重支払いなどの発見のために、最大6つの条件で重複データの抽出を行うことができます。
重複データの削除機能で、マスターデータを作成することもできます。
また、Same-Same-Difference分析も可能です。

在庫や売掛金残高などのデータを、指定日から起算した経過日数別に分類し、集計することができます。
財務諸表監査においては、リスクが高い場合に監査人が年齢調べ表を検証する必要があります。

シートの結合は、2つのシートを特定の項目をキーにして結合させるものです。
シートの比較は、2つのシートを特定の項目で集約して、件数や合計の比較をするものです。
シートの分割は、特定の項目の値に基づいてシートを分割することができます。

動作環境・システム概要

対応OS Windows8.1以上(日本語版)
CPU Intel Pentium3以上
メモリ 各OSの推奨動作環境
HDD 1GB以上の空き容量
必要なソフトウェア Excel(2013以降)日本語版、Office365、Microsoft .NET Framework 4 Client Profile 再頒布可能パッケージまたは互換バージョン ※ActiveData For Excelはアドインソフトです。単体では使用できません。
言語 日本語
データ容量 約20MB
分析対象データ制限 Excelの最大まで(Excel2007以降は、1,048,576行)

ご利用のPCに新規インストールする際は、管理者権限が必要になります。

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